ブリヂストンの自転車によく使われている(いた?)ダイネックスブレーキという
後輪用のブレーキ体です。中身が折れてしまっていますね。
安いママチャリ等によく使われているバンドブレーキ↓
とよく似ていますが、ブレーキのバンドの部分が内外で逆になっています。
バンドブレーキは外から締め付け、ダイネックスは
内側から押し付けるような感じで動きます。
ダイネックスはドラムの中にバンドが収まる構造のため、水やほこりが侵入しづらく
キー!!!という音鳴りが発生しにくくなっています。
バンドの方は・・・(;^_^A
もうお分かりでしょうが街中でけたたましい金属音をたてまくっているタイプのブレーキです。
どちらのブレーキもバンドと一体になっている金属板がバネになって、
元にもどろうとする構造なので、冒頭の写真のように割れてしまうと
元に戻らなくなってしまします。
とはいえ、バンドのほうが切れるのは時々見るんですが、
バネの方が割れるのは珍しかったりして・・・
ちなみにこのダイネックスブレーキ、今はもう生産終了してしまっているようです。
高級な軽快車はほとんどローラーブレーキになっているから仕方ないんだろうけれど・・・
(キーキーやかましい)バンドの方はなくなる気配すらないのに残念です。
憎まれっ子世にはばかる・・・?
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