2016モデル、パナソニック ヴィアトーレベルト入荷。
(去年と何が違うんだろう・・・?w値段・・・?w)
これらが売れ始めるともうすぐ新年度という感じがしてまいります。
昨年と比べ、どのメーカーも5000~10000円近く値上がりしておりますが、店舗といたしましてもなかなか苦しい状況でございますので、何卒ご容赦のほどを・・・
ここで、学校へ上がるお子さんに自転車を買ってあげようというご父兄の皆様にいくつか選び方の注意点を。
①メーカーに固執しない:通常通り店に置いている一般車であればどのメーカーの物でも大差はありません。値段帯でステンレスパーツの使用、ベルト駆動等の仕様が変わるという程度です。
②まず平素乗る距離を考える:往復2キロくらいというのであれば最安クラス
のママチャリでも実は3年充分使えてしまいます。
③距離とともに荷物の量をあらかじめ把握しておく:辞書やら何やらでパンパンになった鞄を荷台に乗せて段差を物ともせずに学校へ通えば、早晩スポーク折れ(後輪歪み)等のトラブルが生じます。出来る限り前後に分散して積む癖をつけさせる、12番のスポークが使われている自転車を選ぶといった対策を取る必要があります。
④乗り始めて半年ほどは特に気をつける:通学を始めてすぐの頃というのは、荷物も含め2~3倍も自転車が今までに比べて大きく重くなり、非常に不安定な状態で乗ることになります。曲りきれなかったり止まりきれなかったりでフォーク曲り等の結構重篤な故障で持ってくる子も1人や2人ではありません。出来たら休みの間に荷物装備状態でお子様と一緒に学校へ行く練習をしてみると良いと思います。半年壊さなければ割とその乗り方が習慣化してきますので、壊す頻度も少なくなる傾向があります。
⑤時々は掃除して状態を見る:「ちゃんと手入れするんぞ」等おっしゃいながら買われるお客様も多いですが、お子様は今まで乗っていた自転車をどうしていましたか?ちゃんと空気を入れたり注油をしたり掃除をしたりしていたお子様なら問題ありませんが、そのようなお子様は全体の1%にも及びません。まずは親の側が状態を日々確認し、空気を入れ、掃除をし、油を差す習慣を見せる。そうして初めてお子様も整備をする気になるのです。
ここまでで、選び方というよりは平素の習慣付けみたいな話が多いのは皆様お気付きかと思います。
自転車に乗るというのはつまり習慣なのですね。日本人の過半は中高の6年を自転車に乗って過ごします。1日15分の子であっても6年の内には時間にして丸1か月ほども自転車に乗ることになるのです。極めて身近な、身近な物の中では複雑な構造の道具です。それをきちんと手入れして大事に使う癖を付けさせる。これはその後の人生においても重要な意味を持ってくる。
ただただ高価なだけの物を買い与えて終わりでは何も意味を持ちません。
よく考え、お子様ご本人とよく対話して決めてくださいね。